Webサイトをメンテナンスすることの重要性

Webサイトをメンテナンスすることの重要性

容易にWebサイトを作れるサービスが数多く存在する現在では、仮に副業程度であっても

『とりあえずWebサイトを作ってみよう』

というケースも非常に増えてきています。

Webサイトを作ることへのハードルが下がり続ける中、あえて自身や会社のブランディングを効果的に高めるため、WordPress×レンタルサーバーなどで、自身のブログやECサイトを運営されている方もいらっしゃるかと思います。

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プラットフォームに依存しない、自身で作り上げたインターネット上のコンテンツは貴重な財産となる一方で、主に数人から10人程度の社員さんがいる企業の方々に話を聞かせていただくと

「Webサイトは一度作ったらそれで完成だと思っていた。定期的にメンテナンスはしてはいない」

または、

「そもそも、メンテナンスをするという考えがない」

という話を聞くことも、 個人的な経験ではありますが、 まだまだ多いのが現状ではあります。

現実的に手が回らない。
という状況でもあるかと思いますが、メンテナンスのされていない状況が中長期に渡って続くと、いつか必ず大きな負債となってしまいます。

一方では、私自身もメンテナンスの重要性はいまいち分かりづらいと感じているのも、また事実です。

この記事では、具体的な対策というよりは、なぜWebサイトのメンテンナンスが重要なのかという点を3つに絞って書いていきます。

  1. セキュリティの問題
  2. 変化に適応できない
  3. 予測できないコスト
  4. まとめ

セキュリティの問題

セキュリティの問題

これはWebサイトに限らず、すべてのソフトウェアに言えることです。

たとえば、パソコンやスマホなどを使用していても定期的にアップデートを求められることがあります。

アップデートは時間がかかることもあり、場合によっては使い勝手が大きく変わってしまうこともあるので、中々手が出ないままになってしまうことも多いでしょう。

ですが、少し落ち着いてアップデート配布者の立場から考えてみると、必要がないのにアップデートが促されることはありません。

アップデートを求められる理由は使い勝手の改善や、バグの修正だったりする場合があります。

そんな中でもっとも重要なのが、以前のバージョンでセキュリティ上の脆弱性(セキュリティホール)が見つかり、その修正のためのアップデートであるケースです。

当然ですが、アップデートされるまでセキュリティホールは修正されることがありません。

他の大きなリスクとしては、システムのバージョンをしばらくの間アップデートをしていない状態で、いきなり最新のバージョンにした場合です。
システムの変化が大きいため、古いバージョンに合わせて作られていたWebサイトが、最悪表示されなくなってしまう場合もあります。

定期的な確認は必要ですが、作業自体はやってみれば、それほど面倒ではないはずなので、

アップデート → 変更された部分を確認

というサイクルでメンテナンスをするようにしましょう。

時代の変化に適応できない

時代の変化に適応できない

Webサイトを長く運営していると、商品ページやブログ記事は増え続け、当初のデザインなどでは対応しきれなくなってくることがあります。

そこで、デザインの軽い変更程度から、システムも含めた完全リニューアルなどが検討されます。

そのような場合、しっかりとメンテナンスがされていないと、大きな問題となることがあります。

長い間メンテナンスのされていないWebサイトは、今は(偶然)表示されているが、どのように動いているのかが分かっていない。
ということが非常に多く、一部分の変更や更新をしただけで動かなくなってしまうこともあります。

そうなると散々話し合った後に、結局一から新しく作り直しをすることになり、数字に直結するSEO対策でも大きな変更を迫られます。

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このようにリニューアルのコストだけでなく、せっかく作り直したあとでも、利益が下がってしまうようなケースさえもありえます。

また、10年前のWebサイトを思い出したり、検索をしていただくとわかるかと思いますが、現在のWebサイトとは別物と言ってしまってもいいでしょう。

それは、10年後にも間違いなく同じ事が言えます。

以上のことを考えると、時代に合わせてリニューアルをするというのは、いつか必要になる必然事項と言えます。

仮にメンテナンスがしっかりとされていれば、総リニューアルの場合であっても、リスクも最低限に抑えてスムーズに移行ができます。

普段のメンテナンスは、いつかかならず訪れるリニューアルに向けての準備とも言えるでしょう。

予測できないコスト

予測できないコスト

前述したリニューアルの話にも関係するのですが、何か変更に迫られた場合、当然の事ながらコストがかかります。

普段から定期的なメンテナンスがされていれば、変更にかかる時間や費用、何をどうするか?の意思決定などは最小限のコストで済みますが、メンテナンスを怠れば、コストはおそらく予想よりも大きくかさみます。

メンテナンスを行うことによって、

・Webサイトが現在どういう状況なのか?
・後々何が必要になるのか?
などが適切に把握できるようになり、施策などに向けた準備ができます。

まとめ

大まかではありますが、メンテナンスの重要性を述べてきました。

普段の業務に追われてしまうと対応が難しい作業ばかりではありますが、変化の激しい現在のWebサービスにおいては、もはや必須と言っても過言ではないほど、Webサイトのメンテナンスは重要になっています。

仮にWebサイトを作ったときから何もしていなくても、極端に古かったり知名度のないサービスでさえなければ、最低限のサポートだけはしてくれたり代替案などを示してくれることもあるかと思いますが、いずれにしても積極的な攻めの運営などは難しいでしょう。

取り返しのつかない状態となる前に、業務の中でのルーティンとして取り組むなどして、少しづつでも是非対応してください。